オートミールダイエットと食事の摂取頻度

食事の摂取頻度

オートミールダイエット

オーツ麦を調理しやすく加工したものがオートミールです。

食物繊維も多く、腹持ちが良いためオートミールを粥にして朝食に食べるダイエット方法です。

カロリーは牛乳や蜂蜜を加えても200kcal以下ですので、朝食のみ変更することで一日300kcalほど摂取カロリーを低減できます。

オートミールは食物繊維を多く含むため、水分を吸収して膨張し、少量でもお腹を満たすことが出来ます。

昼食と夕食は今までどおりの食事でよいです。

そのためオートミールはダイエットにはうってつけなのです。


食事の摂取量・頻度を制限する

ダイエットを行うには色々の方法が考えられますが、食事の摂取量を低減するのが原則です。

一回の食事における摂取量を減少させるダイエット法と、頻度を減少させるとダイエット法とがあります。

前者は一日3回以上食事しますが、一回の量を減らす方法で、後者は一日2回とか、一日1回にしてしまう方法です。


一回の摂取量を減少させる方法
消化管の手術の後など、一度に処理できる食物の量が限定される場合、一回の食事の量は減少してしまいますが、一日の必要カロリー量を維持するために、食事の回数を増加させなければなりません。

肥満解消を目的とする場合、朝昼夕の3食を摂りますが、各食事の摂取量を減少させます。

食事内容はダイエット開始前と同じです。

減少させる程度は1食当り100kcalから200kcalでも効果があります。ご飯を茶碗半分から一杯程度控えるわけです。

ただ問題は、いつも何かしら満腹感がなく、小腹をすかした状態になるため我慢できるかどうかということです。

しかしそれを乗り越えれば、いわゆる胃袋が小さくなった感じで慣れてしまい、小食を常とすることが出来るようになります。

一番良いダイエット法かもしれません。


食事の頻度を減少させる方法
相撲の力士は、一日の食事の回数を故意に減らすことがあるようです。頻度すなわち一日の食事回数を減らしますと、食事から食事までの時間が長くなるわけですから、お腹がすいてたまらなくなります。ちょっとした飢餓状態になるわけです。このため身体は栄養の吸収率を高めるようにしてきます。食餌の回数は減っても、一日の食事の総カロリーが同じであれば太りやすくなるわけです。
ダイエットのために朝食をなしにする方法もあるようですが、あまり肥満解消にならない可能性があります。
かえって吸収効率を上げてしまうためと、昼に近くなりますとお腹がすいてたまりませんので、ついお昼を食べ過ぎてしまうからです。
朝抜きになると、身体は栄養吸収率を上げることや、食べ過ぎの昼食は過剰カロリーになります。
ダイエットのつもりが、逆効果になりやすいわけです。
勿論、朝抜きで、昼、夕を通常通りに出来れば総カロリーが減少しますからダイエットは成功する可能性はないとは言えませんが、身体の吸収率が上がる分だけ、思ったほどのダイエットにはなりにくいのです。

オートミールダイエットの考え方
一日3回の食事とし、朝食のみカロリー低減しますが、0にはしません。また腹持ちの良いオートミールを摂ります。
そのため昼食までお腹がすいてたまらないということはなく、身体の吸収効率も変わりませんし、昼食をバカ食いすることもありません。
そのようにして一日の総カロリーを減少しようとするのが、オートミールダイエットの考え方です。