オートミールダイエットと体脂肪

ダイエットと体脂肪

ダイエットと体脂肪

筋肉隆々の人はBMIで肥満かどうか判断する事はできません。

本当に脂肪が付いているかどうか直接計ることが必要です。

そうしないとダイエットすべきかどうか判断できません。

もし間違えてダイエットすると、大変です。

このために脂肪を測る機械が体脂肪計です。

しかしBMIよりは信頼性があるとはいっても、筋肉質かどうかや骨密度などでも変わってきますので、簡単な体脂肪計では真の体脂肪率は得られないことがあります。

しかし体脂肪が多く、肥満であるとの結論が出れば、これはダイエットしなければなりません。

ダイエットしないでそのままにしていますと、体脂肪は血液中にも溶け出し、血管の内壁に付着して血液の流れを阻害します。

動脈硬化になり、心筋梗塞や脳梗塞を起こさないとも限りません。

オートミールはダイエットに適した食材です。

朝食をオートミールの粥に変えるだけです。昼食も夕食も今までどおりでダイエットできます。

ダイエットするにはたいてい空腹感を我慢しなくてはなりませんが、オートミールは少量で満腹感をもたらしてくれますし、腹持ちもいいです。

これだけのことでダイエットできて、肥満解消し、体脂肪を適正にすれば、メタボの心配はなくなります。

ただし、このダイエット中に、一つだけ実行してもらいたいことがあります。

それは、運動です。運動で筋肉を付けておかないと、ダイエットを完了したあと、リバウンドしてしまいます。


脂肪組織

脂肪組織は、主に皮膚の下に位置しますが、内臓の周囲でもみられます。

皮膚の下の脂肪は皮下脂肪といわれ、内臓に付いた脂肪は内臓脂肪といわれます。

皮下脂肪は、熱と寒さからの断熱材となり、皮下層の最深部に蓄積します。

内臓の周りでは、それは保護的な詰め物となり、栄養の貯蔵庫としても機能します。

もし何かの事情で栄養が摂取できなくなったときのために貯蔵しているのです。

脂肪細胞が単なるエネルギー貯蔵器官としてのみ認識されていた時代では、脂肪細胞は生まれた時にその絶対数が決まっており、肥満するのは細胞が大きくなるのだと言われていました。

しかし近年、脂肪細胞のその説は誤りで、脂肪細胞も必要に応じて分裂増殖を行う事が確認されています。